代表理事挨拶

 

 皆さまにはご健勝のこととお喜び申し上げます

 NPO法人HIROYA基金は「ガーナ等開発途上国のAEDの普及に貢献することをはじめとして、ガーナ等開発途上国及び日本国内医療と教育の向上に寄与する」ことを目的とします。

 ガーナはアフリカの中で西アフリカに位置し、先進的な国として経済も発展し、治安も安定した国です。

しかし、現実には遅れている面もあります。

 2013年10月27日、日本人青年 多月 裕也が、単身赴任先であるガーナの海岸で心肺停止状態で発見されました。休日に友人とのサーフィンを楽しんでいる時の出来事です。

 彼は同行者により、胸部圧迫の心臓マッサージを受けながら、病院に運ばれましたが、その病院にはAEDなどの医療機器は無く、看護師も心肺蘇生の技術がありませんでした。

 後日遺品整理のためにガーナを訪れた遺族が医師から聞いたのは「器具が何も無かったので胸を押すことしかできなかった。」と言うむなしい言葉でした。

彼は、日本に居れば当然受けられた救命救急治療を、何一つ受けることができずに30歳の生涯を終えたのです。

また、その病院には学校も併設され、約700人の子どもたちが学んでおり、その内約200人が孤児だそうです。

 HIROYA基金は彼の死を無駄にしないよう、ガーナに救命救急治療の考え方を伝え、子どもたちの教育に貢献したいと、2014年6月に任意団体として活動を始め、2015年3月19日特定非営利活動法人の認証を受けました。

 これからも皆さまのご支援をお願いいたします。

特定非営利活動法人HIROYA基金代表理事  

多月 緑